2006年08月05日

什器の統一は売場の雰囲気を変える

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

今週、ある雑貨店にスタッフといっしょに
カテゴリーリセットに行ったときのこと。

※カテゴリーリセットとは、
1カテゴリーの再編をし直すこと。

カテゴリー内の什器が変わっていた。

今まで什器が統一されていなかった
奥が行き止まりのU字型カテゴリー売場だ。

什器の素材はバラバラ、
棚の高さもバラバラ、
棚の奥行きもバラバラ、
だった。

ところが、什器を入れ替えて、棚の中に
均等に同じ種類の籐かごをセットして、
その中に雑貨を入れてあった。

籐かごの中身自体はまだ商品が
整理されていなかったが、
少なくとも売場を訪れた印象は、

「すっきりしている」
「きれいになつている」
「まとまっている」

という印象を与えてくれた。


論より証拠にたまたまカテゴリーリセットの
作業をしていたときに、その売場にお客様がきた。

店員と親しげに話している。
常連客だ。

お客様曰く
「あーら、この奥すごく変わったね。
きれいになった。」

「私、いままでここに入るのは嫌だったの、
これからは入れるわね。」

と嬉々として言ってくれたのである。


このお店は何をしたかというと、

●5つの什器を変更した。 
●並列する什器は壁ごとに高さをそろえた。
●通路にモノを置くのを極力やめた。
●棚の中に籐かごを置いて、雑貨をその中に
入れて展示した。

カタログ販売している什器なので
そんなにコストはかかっていない。

後は、かごに入っている商品は見えないから
分類サインとかごの中の商品を整理して
きれいに見せること、1棚ごとをしっかり
ジャンル別に押さえることをすれば
もっとよくなるはずだ。

什器を統一後、さらにVMDを磨くことにより
たくさんのお客様に奥まで回遊いただけるようになり
購買機会が上がって、カテゴリー売上は
上がるに違いない。






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