2005年07月03日

ブランドVMDのトーン&マナーとは

※写真はイメージ ブランドづくりをなぜ行うかの整理をしてみよう。ブランドづくりには下記のような利点がある。
 ●客が好んでリピート客になってくれる
 ●大量に広告をしなくても口コミで広がる
 ●安売りせずに定価を維持できる
 ●企業の付加価値が増える ・・・
いったん定着したブランドは、一定のイメージが保たれている。つまり客のその商品や企業に対するイメージだ。暖かい、洗練された、未来志向の・・・となどといったキーワードで表現する。イメージをトーン&マナーとしてルール化し企業が維持することがブランドづくりの大事な要素である。
 具体的に言うと、広告や売場、商品に至るまで、ブランド管理する人がデザインチェックを行い、客の商品に対するイメージをいつでもどこでも統一させる。イメージは企業の規模や戦略・志向などで大幅にコントロールすることができる。ユニクロがまだ地方の企業だった頃のCMイメージは「レジの前でオバちゃんが服を脱いで試着する」という吉本まがいのおちゃらけCMだったが今はそんなことはない。テレビ、新聞、交通広告そして最終局面の売場のVMD・・・と連携させてイメージを一定に保っている。だから売場とマス広告とで客の感ずるイメージのギャップが少ない。
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●トーン&マナー
イメージ保持の担当者(ブランド推進室など)が行うイメージ保持のためのデザインのルール

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