・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd
この間は、VMDの利用者モデルの話をした。
今度は、VMDのジャンルの話をしよう。
VMDは下記の4つのジャンルに分けられる。
●SD ・・・ストアデザイン。お店や売場のデザイン
●MDP ・・・マーチャンダイズプレゼンテーション。
商品の陳列や展示。
●MD ・・・マーチャンダイジング。品揃えや分類。
●VM ・・・ビジュアルマーケティング。
売場販促を視覚化する。
VMDにおいてアパレルや雑貨はMDPの比重が高いが、
パソコンやカー用品はVMの比重が高い。
MDPはVP,PP,IPというディスプレイの
テクニックが活用されるが、それがやりやすいのは
雑貨やアパレル。
※VP,PP,IP
>>VMD用語辞典
逆にパソコンやカー用品はそのままではやりにくい。
パソコンやタイヤのディスプレイをどうするか?
という場合に、花やオブジェを飾ってディスプレイ
するだけ、というわけにはいかない。
そこで、VMの力が必要になってくる。
むずかしいパソコンやタイヤをどうやったら
視覚でわかりやすく見られるようにするか?
の技術が必要になってくる。
ずらっと並んでいるパソコンも使い勝手や
用途を2秒でわかるようにしなくてはいけない。
だから、VMD担当者は陳列やディスプレイは
さることながら、マーケティングを
マーチャンダイジングに取り入れて
融合させなくてはいけない。
当社では、それをマーキャンダイジングといっている。
>>マーキャンダイジング
●どんな客が
●その商品をどのように欲しているか?
を考えてみよう。
そうすれば答えは出てくるはずだ。
VMは外国のメーカーがうまい。
電気店にいったら、ダイソンとティファールの売場に
いってみよう。
日本の電気メーカーがやっていないVMDを
しているはずだ。
ティファールのアイロンのフェイスの仕方は
かなりの蒸気で衣料のシワがすぐに延びるのがわかる。
ダイソンは高回転のサイクロンがゴミを
ものすごい吸引力で取るのが視覚化されている。
アパレルでもカジュアルウエアでなく、
スポーツウエアになってくると、VMの比重が
大きくなる。
機能性が重視されるからだ。
一度、自分の担当する商品が
上記4ジャンルのどの位置に来るかを
考えてみよう。
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