メニューホーム

VMD CONSULTING Oval Link

生活者と企業を「快場」で結ぶ。

代表について

深沢泰秀(CEO)

深沢泰秀(CEO)
  • 広告代理店「協同広告株式会社」に20年在籍。企画・営業を担当。在籍後半は、店舗・売場づくりのコンサルティングを手がける。
  • 2003年7月、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を機軸とした店舗・売場プランニングとその実施を専門に行う会社「株式会社オーバルリンク」を設立、代表就任。
  • 商業施設士の資格を保持し、店舗・売場のプランニング・コンサルティングが主業務。独自の資格VMDインストラクターの第一人者でもある。
  • 2006年、売場塾の塾長としてVMD学校を創設。以後、数十社の法人VMD研修の講師として教壇に立っている。セミナー実施数は200以上。

VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)専門会社をつくったワケ

VMDビジュアルマーチャンダイジング専門企業である株式会社オーバルリンクを創設した、代表取締役の深沢泰秀が事業を思いついたきっかけなどを、エピソードを踏まえて紹介しています。

VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)専門会社をつくったワケ

大学を卒業してから、20数年広告の道をまっしぐらいっていました。取り扱うものは新聞・雑誌・テレビ・ラジオが中心の 中堅広告代理店にいました。学生時代は映画を撮っていたので、広告会社への就職動機は、CMをつくること。最初に入ったローカル広告会社ではテレビ営業部に所属。転身した中堅広告会社では、広告主のブランディングの他に テレビやラジオの番組プロデュースをよくしていました。やっぱり映画が好きなのがアイデアの源泉になっていました。でもそのときにずっと疑問に思っていたことがありました。テレビや新聞に投下している広告はすごくかっこいいのに、どうして売場は こんなになっているのだろう・・・と。

当時はマス広告中心だったので、あまり現場はタッチしていませんでした。でも、心ながらに「ここをこうしたらもっとCMが生きているのに」とか「こんなオブジェをつけたら、その商品らしくなるのに」 と思っていました。でも、広告を投下してナンボのお金をいただいているので、売場を直してナンボというお金の取り方は 知りませんでした。

なのでボランティアで広告のついでに売場のディスプレイを手伝っていました。当時メーカーのパッケージデザインの 仕事をたくさんしていましたので、自分の提案したデザインが売場で見栄えがよくないといけない・・・ということもあったのです。それから数年たって、家電量販店やケータイショップの販促担当になりました。すると、売場づくりで困っているお店や経営幹部の方、 メーカーの営業担当や販促担当がたくさんいるのに気がつきました。

特にメーカーの方が「売場づくりは毎日考えている」という声が とても印象に残ったのです。それからたまたま私は、ケータイショップのコンサルティング担当になり、毎月コンサル料をいただきながら、 お店の売場改善をしていました。自分でカルテをつくって売場の処方箋を施していたのです。誰に教わったわけでもない自己流のアイデアでした。そのとき思ったのが、世間って意外と売場づくりってノウハウが確立されていないんだな、と思いました。売場がよくなって喜ぶ客の顔を見ると、 「売場づくり専門の会社っていけるのではないか?」と思い始めました。2000年ころの話です。

そのとき、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)という技術があることは 知っていて、興味はあるので、本やセミナーにいって勉強はしていました。それであるとき、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の手法を家電量販店の売場に取り入れてみたら けっこう売上が上がったのです。

「VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の会社をつくったらいけるかもしれない」そう思ったのは、2002年の10月。「売場づくりの専門会社をつくろう!」と思ってから1年経っていました。頃合を見て独立しようと思っていましたので、ちょうどいいタイミングでした。妻を説得し辞表を会社に出して、株主を集めてわずか3ヶ月で株式会社を設立しました。それからの道のりは・・・ブログを最初から読んでください。