リバイス(売場改善)
![リバイス(売場改善)](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice11.gif&f=png&w=300&h=225&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|4|B|FFFFFF|50&bg=FFFFFF&far=1&aoe=1&q=60&&hash=2294ea1d89c46fd09b81562442f30901)
「リバイス」(売場改善)とは、売場の再編集のことです。改装や新装と違って、コストをかけずに売場を即日その場で直すことを言います。
私たちVMDの専門家は、売場を5秒見ただけで、どこが改善点かわかります。頭の中に売場づくりの型をストックしていて、いつも改善シミュレーションしているからです。
売場のどこが悪いのか、どう改善したらよいのか、55の型を使ってショップスタッフに説明し、1日以内に参加者全員と共に売場を直します。
リバイス(売場改善)の定義
リバイス(売場改善)とは、お客様目線・ブランド目線・MD目線で、売場を短時間で再編集することです。ゾーニング、什器レイアウト、ディスプレイ、POPなどをその場で変更し、かかっても1日以内で改善を完結します。
目線ごとの改善ポイントは下記になっています。
○お客様目線・・・お客様にとって、快場(買いやすく、過ごしやすく、気持ちよい売場)になっているか
○ブランド目線・・・本部の発信するブランドの世界観を有しているか
○MD目線・・・本部の発信する期ごとのMD計画に沿った、品揃えのビジュアル化ができているか
リバイス(売場改善)の準備項目
どんなことが目的であってもけっこうです。○販売スタッフ教育 ○モデル売場制作 ○売上UP ○現場のモチベーション喚起 etc
店長、販売スタッフ、現場VMD担当、本部販促担当 etc
1時間~1日 ※すぐその場でできることが条件です。
○店舗クリニック時 ○52週MD時のスタート時 ○研修期 etc
○フロア全体なのか ○フロアの一部だけなのか
リバイス(売場改善)の風景
![スタッフにレクチャー](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice1.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=ffa48439e196af417566ee5e4c653464)
店舗のバックスペースを使用してスタッフにレクチャー。写真を使って、改善点を指摘。
![売場を改善](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice3.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=acd998d37c293a161b6af8ec38b32b6c)
スタッフをチームに分けて各々の売場を改善。
![食器売場のリバイス](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice12.png&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=06958f50349585ca6cf8522e3db629bb)
食器売場のリバイスをしているところ。その他服飾、バッグ、日用品売場も直しました。
![顧客目線で解説](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice2.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=09d1f40bbbaf27dc8a0395c9b8ff8a0d)
改善が終わったら、どう売場が変わったのか、顧客目線で解説
リバイス(売場改善) Before After
リバイスのデモンストレーションとして、リユースショップNPOエコメッセ様のリバイスをしました。参加者は販売スタッフの他、一般からも公募しました。
![Before1](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice5.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=ba2e07f92407dc3fc0f8ad1bb3a44724)
ライザーを使用して、ディスプレイは立体的になっているものの、構成と食器の種類がまちまちでした。左奥には、ファミコンも見えています。
![After1](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice6.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=364e750df75f20832c11a5bb83959d70)
秋色カラーや素朴な色合いの食器を集めて、中央に寄せました。メリハリがついたのと同時に、真ん中の皿がアイポイントになりました。
![Before2](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice7.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=f43006a03c6d4f67dd66d4526278aeec)
食器というテーマでは統一しているテーブルディスプレイですが、まとまりがありません。
![After2](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice8.gif&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=665ff32b74faead2a004012d1cb21866)
青い布をテーブルに、白い布をライザーに敷きました。食器の色と合っていて、コントラストもよいです。ライザー上には、地中海ブルーのポットとコップを三角形に展示。テーブルは、真ん中が木製のサラダボールや取り皿。陶器の白いカップと皿類が、左右にシンメトリーに分けられていて配置のバランスがよいです。
![Before3](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice13.png&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=68fbd1aa7c392f3f36b9ada126fe92c0)
バラバラなアイテムが棚の上に載っており、商品フェイスもよく見えません。さながら在庫置き場のようでした。
![After3](/image.php?src=/content/images/origin/revice/revice14.png&f=png&w=460&h=350&fltr[]=ric|3|3&fltr[]=wmt|OVAL-LINK|3|B|999999|50&far=1&bg=FFFFFF&aoe=1&zc=1&hash=ca16fe3be7b910f8076fbad8cd837072)
テーマ「小粋なお出かけスタイル」とし、商品を絞り込みました。上段バッグ、下段帽子・・・とアイテム別にくくりました。しかも、カジュアルとビジネスにテイストを二つに分けて上下棚でコーディネート提案しています。