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生活者と企業を「快場」で結ぶ。

上澤 彰 さんシニアVMDインストラクター 

上澤 彰 さん

VMDを勉強するきっかけは、どのようなところから来たのでしょうか。

私は大手小売専門店に長らく勤めていました。最初は現場から入り、その後店長、グループ長、経営企画、役員と携わってきました。小売畑一本だったわけですが、組織の長になるにつれ、現場第一線から退いていき本部指揮がメインとなっていきました。それにつれ、チェーン店下の店長や現場スタッフに接客やVMDなどの研修を実施していく機会も増えました。

VMDに関しては専門家を招聘して研修を行ってきましたが、内容がわかりやすい半面端的だったため、もっと深く知りたいと思うようになってきました。加えて独立起業する方向も考えていたため、VMDを体系的に勉強しようと決意しました。そこで売場塾を受講したのです。

売場塾はいかがでしたでしょうか。

実戦に即していてよかったです。実際に改善した店舗をスライド写真で解説してくれたので、納得できました。リアルな店舗をチェックするフィールドワークもためになりました。そこでは、見本解答との採点曲線のズレなども振り返ることができ、店舗の見方を会得できました。

売場塾で学んでいる間に、早くこれを店舗スタッフや小売店経営者に教えたいと気持ちが高揚していきました。

講義をする上澤彰さん
講義をする上澤彰さん

VMDインストラクターとしてのスキルは、どのようなところに生かそうと思っていますか。

すでに東京蒲田にオフィスを構えて流通コンサルタントとして活動しています。その前に最上級資格のシニアVMDインストラクターも取ることができました。商空間スタイリストの認定講師にもなり、ここで教室も開いています。

教室は、商空間スタイリストやVMDだけでなく、ISM(インストア・マーチャンダイジング)、ブランディング、マーケティングなど、小売業が知らなければならない知識を総合的に教える場にしています。

コンサルにおいても、小売企業に対して定期的な経営コンサルの他、VMD研修、店舗診断、リモデルアドバイスなどを行っており、徐々にクライアントが増えています。 会社名を「プラスリテイル」と名付け、小売店舗に一つ上行く付加価値を、というフレーズで事業を開始しています。

蒲田に研修ルームを完備
蒲田に研修ルームを完備

今後の目標をお話しください。

小売業で長らくいろいろな経験をさせていただきました。ショップブランドを立ち上げたり、新店を出したり・・・。今度は私が小売業に携わっている方に恩返しする番です。小売店舗を活性化させたい企業や、専門知識を取得したい個人の方に、文字通りプラスになるサービスを提供していきたいです。

特に蒲田の教室を生かしたいですね。JR蒲田駅、京急蒲田駅から徒歩5分の場所にありますので、アクセスがよいです。品川駅、羽田空港からは10分で蒲田に来れるので、ぜひ全国のお客様を呼びたいです。その逆に、ここから出張もしやすいので、いつでもどこでも呼んでいただけたらと思います。

欲を言えば、中国や韓国などアジアの方にも来てほしいです。身内からアジアのVMD需要は聞き知っていますので。今後ともプラスリテイルをよろしくお願いします。